top of page

会社案内|株式会社ムラカ

企業理念

創業の核である、ものづくりの知識や経験、ネットワークを軸に、多くの人々が喜べる製品作りを続けていくことが、この会社の存在価値と考えています。

その具体的行動理念として下記5つの項目を実行していきます。

  1. 企画提案から携われるよう、アイデア出しから、デザイン、設計、モックアップなどを推し進めます。

  2. 素材、製法、工程改善を常にアップデートさせ、お客様の要望にあったモノを作ります。

  3. 品質の安定のため、生産現場とのコミュニケーションを密に行い、また当社社員による確認、検査、検品を徹底します。

  4. 作ったモノが最後のお客様までしっかり届くよう、物流までも品質の一部と考えます。

  5. これらの行動規範を長く実行できるように、情報を文書や画像として社内共有し、社員全員が同じ理念とサービスを実行できるように努めます。

創業からの取り組み

元金属プレス業として戦後まもなく墨田の町工場としてスタートしました。

弱電メーカーの下請けとして数年、手書きの絵を精密な部品にする仕事から始まり、照明器具の受けバネや接片、コピー機の稼働部品など、小さな精密バネを主力商品として、金型から部組まで幅広く顧客要望に応えるべく様々なモノづくりに取り組んできました。

 

折しも高度経済成長の波にも乗り10年ほどで有限会社村上製作所として正式な会社として産声を上げました。弱電部品の関係より 当時の(株)三協精機製作所様(現日本電産SANKYO様)とお取引を始めさせて頂き、弱電部品だけで無くオルゴールの部品製造も関わるようになりました。

これをきっかけに多くの異業種(木工工場や成形工場様)の方々とお取引が拡大でき製造ネットワークを構築する礎となりました。

時は変わり平成初期には、当社のような下請け工場の多くは立ちゆかなくなり、弊社も例外なく、事業転換を余儀なくされてきました。

何よりも、ユーザーに近い部品作りとして、長くオルゴールに携わって来たことが唯一の望みです。まずは完成品組み立てから始まり、オリジナル製品の販売など試行錯誤続け、音楽というコンテンツを生かす業界からのOEM生産という仕組みが、もっとも事業を押し上げる原動力となりました。

 

おりしも、CDのミリオン連発の時代。音楽業界の活気、さらに、オタクビジネスも立ち上がり、オルゴールに限らず多くのグッズ製作チャンスを与えられ、キャラクターというコンテンツを生かす商品作りというビジネスモデルを確立することが出来ました。

 

それ以降、小さな出会い大きな出会いを繰り返し、私たちも様々な試行錯誤の中より多くの商品作りに携わりつつ、つねにお客様と対話、ともにモノを作ることにより、多くの人たちが喜べるものづくりに参加してきたと考えています。これからもお客様が喜べる楽しいものづくりをこころがけ、この事業が長く世に役立つ存在として続けていきたいと思います。

業務内容

企画と提案

 

おかげさまをもちまして、年間数百アイテムを手がけるメーカーとなりました。

これらの生産に関するノウハウを生かし、今後はもっとお客様にとって便利でありたいとの思いから、企画提案型企業を目指します。

もちろん、情報は多い方がよりよい商品作りが可能になるのですが、現在ある情報において、最善のご提案が出来るように努力します。

 

グッズ製造のアウトソーシング企業

 

弊社の基本は、受注生産方式によるグッズ制作です。

「モノづくりのトータルコーディネート」(材質の選定/組合せ→設計→製造管理→納期管理)が主たる業務になります。また、「数量/コスト/納期等」の条件により、国内外工場の使い分け/併用が可能です。結果としてお客様が満足できる製品を受け取れることが、我々の目指すところです。

 

ここ何年かで中国に進出する企業が増加しております。

弊社も2000年より中国との取引を始め、数多くの経験を踏んで参りました。製造手段の選択肢が広がったのはもちろんのこと、現地工場へ幾度となく足を運ぶことにより、中国での製造ノウハウも大分蓄積されて参りました。

現在、更なる品質向上を重点課題に掲げ、現地スタッフの質の向上を目指しております。2006年からは現地在住日本人社長による固定提携工場も出来、さらに専属スタッフも雇用し、2011年には香港事務所を開設し、IT機器充実も合わせ、距離を感じさせない中国生産現場に一歩近づいたと確信します。

 

中国での製造も増えて参りましたが、引き続き自社プレス工場をはじめ、多くの国内工場の協力も必要不可欠であることは言うまでもありません。金属/ビニール/木/ブリキ/陶器/文具/紙器、etc……長いお付き合いのある各工場での製造もコンスタントに行っております。

更なるお客様のニーズに応えるよう、今後も「モノづくりのトータルコーディネーター」としての役割を十分に発揮できるよう、努力して参りたいと思います。

bottom of page