

アクリル加工【ものづくり〜国内編〜】
★Made in 足立区のアクリルキーホルダーのメリット! キャラクターや様々な形にアクリルをダイカットし、印刷をして作るアクリルキーホルダー。近年、コレクションアイテムとしても弊社で多く制作を手がけています。実はこのアクリルキーホルダーは、弊社のメインオフィスがある足立区で製造しています。 ★自由度が高いアクリル、製造・加工の肝とは? ア もうひとつ大事な工程は磨き。磨きの目的は商品によりますが、インクジェット印刷の際は必要な工程となります。磨きによって細かい凹凸を作ることで印刷の定着を良くします。写真はバレル式の研磨機で、この中に竹製のチップと磨くアクリルを入れて長時間(場合によりますが48時間ほど)回します。この工程も形状などに合わせて手磨きか機械磨きかを判断します。 2つの工程に共通することは、人の知恵・長年のノウハウなど現場の人が重要となることです。現場の声とお客様の要望がマッチングして初めて良い製品ができあがるのではと考えています。 ★現場力を活かしたアイデアは無限大! ここまで工程について説明しました。アクリルという材料一つ頂いただ


シルク印刷【ものづくり〜国内編〜】
発色がいいシルク印刷。色数が単色~数色であればコストもやすく、厚塗りなどの手法も多くあります! インクジェットなどと違い、一色一色を人の手で混色し、色づくりを行います。 こちらは版(スクリーン)。絹生地に感光剤を塗り露光したところのみインクが通ります。布目の細かさで精度が異なります。 印刷物に版を乗せて、スキージーでインクを押し当て印刷します。 治具を使って印刷物を固定し、ズレを防止します。 スクリーンにインクがたまりますので、定期的に清掃します。 インクの定着度は印刷素材やインクの種類によって異なり、場合により釜で乾燥させることもあります。 材料により細かな温度管理が重要となります。 #ものづくり国内編 #うんちく話


インクジェット【ものづくり〜国内編〜】
インクジェット印刷=紙に印刷する?いえいえ、UVインクジェット機はいろいろな材質に印刷できるんです! ★UVインクジェット機。原理、紙の印刷との違いは? 「インクジェット印刷」と聞くと家庭ではがきの宛名などを印刷するプリンターを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、UVインクジェット機は大きく、なおかつ原理なども紙印刷と異なります。 紙ですとインクを吸着し定着することができますが、アクリルや金属などものづくりの材料ではそうは行きません。そこで、通常どおり材料にインクジェット印刷(インクを細かい粒子にして吹き付ける)をしつつ、紫外線(UV)を照射します。UVインクジェット機では、紫外線で硬化するインクを使いますので、この方法で定着させることが出来ます。 UVインクジェット機、高価で繊細な機材です。 ★インクジェットメリット、どんなことができるのか UVインクジェット印刷の一番のメリットは「(紙印刷と同じように)フルカラー印刷が出る」ことだと思います。また、その材料もアクリル、金属、プラスチックなど(一部の材料除きます)様々な材料に印刷することが出来


木工【ものづくり~国内編~】
★素朴な温かみのある木製品、昔ながらの木製おもちゃは、小田原の工場で制作されています。 だれでも一度は遊んだ事があるのではないでしょうか?木製の地図パズルや文字パズルなどの知育パズルを作っている、小田原の木製工場が、弊社の長年の協力会社さんです。 懐かしい木製の知育地図パズル 誰もが一度は遊んだことがあるのでは? ★木製品には長年の経験が不可欠!
一言に「木製品」といっても、木材には様々な種類があります。 「ウォールナット」「桐」「スプルス」「シナベニヤ」「MDF」「コルク」etcなど、商品によって、向いているもの、価格に有ったものを選んで製品を作ります。 様々な商品。その商品の数だけ加工法があります。 また、木は天然のものですので、1枚の板でも場所によって色や硬さが違ったり、節や穴があったり、湿気で変形する事もあります。 長く製造を続けている現場だからこそ、難しい素材の製品を安心してお願いすることができます。 巨大な木加工機。その使用には長年の経験が不可欠です。 ★協力することのメリット、またその重要性 一つの会社が持っているノウハウには限度


金属加工【ものづくり〜国内編〜】
およそ50年にわたる金属プレス加工技術をご案内します! ★プレス加工とは 力によって材料をカット、変形させる加工方法です。昔は鍛冶屋さん、板金加工屋さんが手作業で行ってたことを機械や金型と言った道具を導入して発展してきました。 上型・下型の2つのパーツからなる金属の型を用意し、両型の間に金属の板を挟み、圧力をかけて加工する方法です。 左図:電動プレス機 左図:足踏式プレス機。機構を用いて数百kg以上の力を発揮します。 ★プレス加工の種類 ★フォーミング加工 針金のような線状の材料であれば今はNC制御による、金型のいらない加工が出来ます。 主にバネなどに利用されます。 ★金型について 金型自身はブロック状の金属を切削加工によって形状を作り、耐久性や精度を高めます。 ★プレス加工の肝 プレス加工は、金型と材料をセットしてプレス機を動かせば高い精度で同じ製品を作り続けることができます。 ただしセットしたらボタンを押せば良品の出来上がりというものではなく、細かな調整なしには精度の高い製品を作ることはできません。 #ものづくり国内編 #うんちく話